小田原・正栄堂菓子舗の秋の栗菓子

※この記事はPRを含みます。

秋の栗菓子を求めて小田原の町を歩く「栗拾いシリーズ」。
その2回目は、老舗の和菓子店・正栄堂菓子舗です。

今回は散歩がてら駅から歩いて、寿町にある工場売店へ向かいました。

秋晴れの午後、小田原の町を歩いてたどり着いた工場前の売店。
中に入ると、賑やかな和菓子が迎えてくれました。

1回目は菜の花を訪問しました。こちらの記事でご紹介しています。→小田原で栗拾い? 秋のお菓子を探して歩く|菜の花で栗のお菓子を購入

自宅へお取り寄せできる秋スイーツをまとめたこちらの記事もおすすめです。→秋に食べたい栗スイーツ8選【2026年】

老舗・正栄堂菓子舗へ。秋らしい栗菓子を求めて

正栄堂菓子舗は創業112年。
小田原を代表する老舗の和菓子屋で、神奈川県指定銘菓の「虎朱印最中」などが有名です。

このシリーズ記事は、「小田原で秋のお菓子を楽しむ」のがテーマ。
季節感あふれる和菓子の中から、秋らしいお菓子をいくつか購入してきました。

正栄堂菓子舗、工場売店

正栄堂の工場と売店は、小田原駅から徒歩で30分ほどの場所にあります。

道は3〜4回曲がる程度で比較的まっすぐですが、距離があるので途中で不安になるかもしれません。
ところどころ目印を確認しながら進むと良いでしょう。(詳しい行き方は記事の後半で紹介しています。)

売店はとても小さいですが、道路に面していて旗が立てられているため、近くまで行けばすぐに分かります。
入口前には二、三段の階段があり、ガラス戸を自分で引いて入る形なので、足元に気をつけてください。

なお、工場売店は駅から距離があるため、歩くのが難しい方はラスカ小田原店のショップを利用するのが便利です。

お店の方はとても親切で、お菓子について質問すると、ひとつひとつ丁寧に教えてくれました。

品揃えはラスカ小田原店とほぼ同じという事ですが、練り切りだけはラスカの方は店頭ですぐに購入でき、工場売店は注文になるそうです。

買ってみた栗菓子と和菓子

今回購入したのは以下の6種類。
栗菓子以外に芋やかぼちゃ、それに季節にぴったりの月見まんじゅうも購入しました。

  • 和生モンブラン 200円
  • 栗まんじゅう 280円
  • 2色栗どら焼き 520円
  • ほくほくおさつ 260円
  • パンプキン 260円
  • 月見まんじゅう 180円

全て2026年9月24日の税込み価格です。

和生モンブランと栗まんじゅうは通年商品。
2色栗どら焼き、ほくほくおさつ、パンプキン、月見まんじゅうは季節限定です。

箱入りの秋の味覚セットもありましたが、今回はすべてバラで購入しました。
袋は特に必要か聞かれず、無料の簡易ビニル袋に入れてくれました。

実際に食べてみた。正栄堂菓子舗の6種類の和菓子を食べ比べ

購入したお菓子は、栗だけでなくさつまいもやかぼちゃも使われており、どれも秋を満喫できるものでした。
ひとつずつご紹介します。

和生モンブラン

和生モンブランは、バターの風味が感じられる洋風の和菓子。
外装を開けると、中央と周りで色の異なる丸い小さなケーキが現れます。

割ると中は二層構造。
周りはやや赤みを帯びた生地、中は栗のカットが入った生地になっています。

栗は硬すぎず、全体がとても優しい柔らかさです。
派手にデコレーションされていませんが、洋菓子屋さんに置いていてもおかしくない、おいしい栗のミニケーキという印象でした。

栗まんじゅう

栗まんじゅうの包装は金の文字で上品な雰囲気。
開けると素朴な質感の丸いまんじゅうが登場します。

見た目はシンプルですが、手に持つとしっとり。
割ると中は三層構造になっていて、

  • 皮
  • 白あん
  • 栗

がきれいに重なっています。

皮は厚め、白あんはとてもなめらかです。

薄皮+小豆餡+栗の構成の栗まんじゅうもおいしいですが、正栄堂の栗まんじゅうは厚めの皮や白あんがクリーミーで優しく、とてもおいしい一品でした。

2色栗どら焼き

2色栗どら焼きは、半分に折った生地の両サイドに渋皮栗と甘露煮の栗が丸ごと入っています。
生地はふんわりというより、しっかりめに焼き上げられています。

これは半分にカットしたところ。一つのどら焼きの両サイドに栗がふたつという贅沢

カットしてみると中の餡はぎっしり。ですが、甘すぎず豆の味がしっかりしていてとてもおいしいです。
小豆の粒がキラキラ輝いて見え、感動的でした。

今回購入した中ではお値段が張りましたが、栗が丸ごと二つ入り、二人で分けても十分楽しめる大きさだと思います。

これは反対側の断面。餡子の粒がキラキラ光って感動

お取り寄せできる秋スイーツをまとめたこちらの記事もお勧めです。→秋に食べたい栗スイーツ8選【2026年】

ほくほくおさつ

ほくほくおさつは、しっとりとなめらかなさつまいもペーストのお菓子です。

半分にカットすると、中までやさしいさつまいもの色合い。

そのままでも美味しいさつまいも。手の込んだお菓子になって美味しくないわけがない

公式サイトでは紫色の皮のような彩りが見えましたが、今回購入したものは黄色一色でした。仕様が少し変わったのかもしれません。

通年食べたくなる、純粋にさつまいもの味が楽しめるスイーツでした。

パンプキン

パンプキンは、ハロウィンなどにもぴったりなオレンジ色の包装がされています。

開けると、上にかぼちゃの種がひとつ乗せられていました。

上にはかわいい種ひと粒

いただいてみると、かぼちゃが強く前面に出るというより、まずお芋ベースのやさしい甘さが広がります。
これは「さつまいものお菓子なのかな?」と思い、小田原の栗拾いならぬカボチャ探しをする気持ちで食べ進めると、ふとかぼちゃの風味を感じました。

そして後味になると、かぼちゃの味がよりはっきりしてきました。

使う素材だけでなく、見た目にも味にも、だんだんと色づく秋が表現されているような、そんなお菓子です。

中も秋色

月見まんじゅう

この写真は白く写ったが、実物はかすかに黄みがかった色で美しい

月見まんじゅうは栗が入っていませんが、この季節にぴったりのお饅頭です。

正栄堂菓子舗の月見まんじゅうは、直径が5cm程度。
皮はほんのり黄色がかっていて、しっとりなめらか。

半分に割ると、月光を思わせる柔らかな皮の色と、ハッとするようなこし餡の黒のコントラストが、とてもきれいです。
もし十五夜・十三夜が雨でも、こんなきれいなおまんじゅうがあれば、心は晴れやかかもしれません。(こちらの月見まんじゅうは十五夜までの販売です。ラスカ小田原店の店員さんによると、この後は十三夜にむけて栗入りの月見まんじゅうが出るそうです。)

こし餡はなめらか

小田原駅から正栄堂菓子舗への行き方

正栄堂菓子舗は駅ビルラスカに入っていて大変便利ですが、小田原の町を散策がてら、工場売店を訪ねてみるのもおすすめです。

東口を出たらすぐ左にある「東通り商店街、おいしいもの横丁」に入ります。
素敵なゲートをくぐって、左右に商店が並ぶ賑やかな道を進みます。

小田原駅東口を出たら左へ
東通り商店街入り口には素敵なゲートがある

そのまましばらく進むと商店街の出口にもうひとつゲートが現れるので、そこを右に曲がります。

二個目のゲート。ここは右へ

そのまま直進すると、新玉交差点に突き当たります。
そこは左へ曲がります。

新玉交差点

少し歩いて、一個目の信号が中町一丁目交差点です。
ここを右に曲がります。

中町一丁目。ここを右へ

その後は基本的にずっと道なりに進みます。
途中道なりに左方向へ進むところがあります。

ここは道がカーブしているので道なりに左へ

この少し後にも今度は道が右方向へカーブするので、それに沿ってやや右方向へ進みます。


栄橋を渡ります。


あとはひたすらまっすぐ。
途中ファミリーマートがあります。この先はそう遠くありません。


道は歩きやすいです。
左奥に工場売店が見えてきました。

むこうに工場売店が見えてきた
到着

正栄堂菓子舗のお菓子はどこで買える?

正栄堂菓子舗のお菓子を購入したい場合は、以下3つの直営店があり種類も豊富です。

  • ラスカ小田原店
  • 二宮店
  • 工場売店

遠方の方はAmazon等から、神奈川県指定銘菓となっている「虎朱印最中」を購入することができます。
また、楽天ではふるさと納税での取り扱いがあります。


もし、通販サイトにない商品を取り寄せたい場合や、直営店に行ってみたい場合などは、公式サイトで商品情報や店舗情報をチェックしてみて下さい。

小田原の秋のお菓子探しはまだ続く

112年の歴史をもつ正栄堂菓子舗。
今回は駅から30分ほど散歩し、工場併設の売店を訪れました。

店員さんはとても親切で、小さなお店の中にはかわいらしい和菓子がぎゅっと並び、楽しくお買い物ができました。

お菓子は、二層、三層構造になっているものが多く、その見えないところでのこだわりが、味のハーモニーを生み出しているように感じました。

暑かった夏が過ぎ、これから日に日に深まっていく秋、小田原の秋のお菓子探しはまだ続きます。