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小田原駅にはおいしいものがたくさんあります。
流行りのドリンク、おしゃれなスイーツ、そして駅弁。
前回は、小田原駅で買ったテイクアウトの品を、改札外でどこなら落ち着いて食べられるのかを調べました。
ところが今回、駅弁を食べる場所として、もう一つ気になる選択肢を見つけました。
それが、新幹線待合室です。
駅弁を食べる場所が狭まっている問題
駅弁はもともと電車の中で食べるもの。
けれど最近は車内で食べることに気を遣う場面も増え、「車内で駅弁を広げるのが当たり前」という雰囲気ではなくなりました。その結果、駅弁をどこで食べればいいのか迷ってしまう、という状況が生まれています。
また電車に乗らなくても、駅で駅弁を買ってご飯として食べたい人もいるでしょう。
ベンチなどを探しても、駅弁を扱うような駅はたいてい混雑していて、安心して座れる場所は多くありません。
ところが、小田原駅にはありました。
テーブル付きの素晴らしい場所が。
それは新幹線待合室です。
小田原駅の改札外で落ち着いてテイクアウトを楽しめる場所は、こちらの記事でまとめています。→小田原駅でゴンチャを買ったらどこで飲む?テイクアウトを座って楽しめる場所を歩いて調査
小田原駅新幹線待合室

小田原駅の新幹線待合室を利用するには、新幹線改札内に入る必要があります。新幹線に乗車しない場合は、入場券150円で入ることができます。
この日は用があって新幹線改札内に来ていました。
時間は午後二時を過ぎ、お昼を食べそこねていましたから、空腹で駅のそこここに売られている駅弁が、とてもおいしそうに見えていました。
でも食べる場所がないなあと思っていた時です。
待合室をのぞくと、表から見えない左奥にカウンター席が並んでいるのです。

壁に面し、とても落ち着いた雰囲気で、駅弁を食べるには見るからに理想的な環境です。
「もう、ここでお弁当を食べたい。いかにも食べて良いというオーラが出ているじゃないか。」
そう思いましたが、念のため、そこで掃除をしていたスタッフの方に確認してみました。
「あの、ここって駅弁を食べてもいい場所ですか?」
「はい。大丈夫ですよ。どうぞ。」
あっさりとOKをいただきました。
待合室入り口で秋限定の駅弁を購入
そうと決まれば、さっそく駅弁の購入です。
新幹線待合室の入り口には駅弁屋さんがあるので、数メートル戻って並んでいる駅弁をじっくり吟味しました。
おすすめを聞くと、店員さんは真っ先に「アジの押し寿司」を挙げてくれました。
ただ、それは好物ゆえについ先日も食べたばかり。そこで「何か限定のものはありますか?」と質問を変えてみました。
すると店員さんが指さして教えてくれたのが、9月1日から発売されたばかりの秋限定弁当「紅葉狩り」。
せっかくなら季節ものを味わいたいと思い、それを購入しました。
小田原駅なら、駅弁を買って駅ですぐ食べられる幸せがある
「袋は有料となりますが…」
「あ、大丈夫です」
このやり取りの瞬間、心の中で「したり」と思いました。
袋は要りません。だってすぐそこで食べるから。
駅で買った駅弁を、駅ですぐに食べられる。
小田原駅にはそんな幸せがあるのだから!
駅弁を手に、再び数メートル進んで先ほどのカウンター席へと向かいました。
待合室とカウンターの様子
水曜日の午後二時過ぎ、待合室の椅子には、新幹線を待っているらしい男性が二人。
その後、外国のファミリーが四人ほど入ってきました。
カウンター席には、電話で忙しなく話している女性が一人。
その空間にいるのはそれだけで、待合室は人も少なく、全体的に落ち着いた雰囲気でした。
カウンターは4席だけですが、荷物が多いお客さんを想定しているのか、椅子は大きめで回転式。
座り心地がよく、清潔でした。
また壁にはコンセントもあり、ちょっとした充電もできるようになっていました。
東華軒「紅葉狩り」弁当
購入した東華軒の秋限定、旬彩八角弁当「紅葉狩り」。
9月に入って店頭にならんだばかりで、味を煮含ませた煮物や栗ののったおこわ、かぶの漬物など、季節感をしっかり感じられる内容でした。

ちなみにこのお弁当、このあと改札の外の東西自由通路では「好評につき、本日売り切れ」の札が出ていました。
隣で充電しながらパンを食べる人も
新幹線の到着時刻に合わせて、待合室にも人の出入りの波があります。
私が20分ほどで駅弁を食べ終えるころ、隣の席には女性が座り、コンセントにコードをつないで充電しながら、カバンから取り出したパンを食べ始めました。
慣れている感じです。
食べ終えた弁当箱については、どこに捨てればいいのか駅弁屋さんに確認したところ、「ホームにゴミ箱がありますので、そちらにお願いします」とのことでした。
まとめ

小田原駅では、新幹線改札内の待合室で駅弁を食べることができます。
ただ、新幹線に乗らない場合は、入場券150円を購入して新幹線改札内に入る必要があり、待合室が混んでいる可能性もあります。
そして席が空いているかどうかは、入ってみないと分かりません。
それでも、改札を入ってすぐの場所に落ち着いたカウンター席があり、駅弁を買ってすぐ食べられるというのは小田原駅ならではです。
旅行の途中で「駅弁をどこで食べよう」と迷ったとき、あるいは駅で駅弁を食べたい気分の時に、ぜひ思い出してください。
小田原駅には“新幹線待合室で食べる”という選択肢があります。


